子どもに糖質制限はヤバイ！知られざる血液検査の1.5ag

うえだ修正済

オーナーセラピストのNAHOKOです。

私は子どもの糖質制限を
おすすめしません

こちら、私の備忘録としての記事。
マニアック感満載の栄養学の記事ですので、
お帰り頂いてOKです（笑）

私が学んでいる栄養学は、分子栄養学というものなのですが、
これは栄養状態を細胞の分子レベルで見ていき、栄養の過不足を整えていく栄養学です。

つまり、一人として同じ状態の人はいないので、個体差に目を向けていきます。

子どもと大人の
肝臓のスペック差を知ろう

子どもって、大人よりも肝機能が未熟です。
大人に比べて小さいので、大人みたいに
糖（グリコーゲン）を肝臓に貯めれないです。
だから、糖をあげなければ、低血糖になりやすいのです。

本来、低血糖になる前に糖新生といって、筋肉や脂肪を肝臓でエネルギー源にするのですが、肝臓自体が未熟なのでその機能が大人より劣ってしまうわけです。

ですから、
糖質を欲するというのは子どもの特徴です。

また、それを補うかのように、
大人になると活発ではなくなる糖をエネルギー源に働く特別な回路が、
子どもの時は活発に動いています。（ペントースリン酸経路）。

良質な糖とは？

良質な糖とは、
簡単に言えば、食物そのまんまの糖です。

お砂糖ではなくって、お米やじゃがいも、さつまいも、一物全体の糖が良質です。

食物繊維も、ビタミンもミネラルも含まれているので、
カラダに優しく吸収されていきますし、
それらをエネルギーに変えるときに必要な栄養素も一緒にとれるから。

私が自分のメモとして残したいこと

こういう風に、大人と子どもでは、カラダの状態が違うので、個体差を見ていく時に欠かせない血液検査の読み方について、子どもの場合どうするのかな？と疑問でした。

面白い～！

大人よりも25％くらい糖にエネルギー源を依存しているともとれるな～と思って、
マニアックな私は「おうおう、満たされる、この知識欲！！」と興奮しました（笑）

1.5agの分子栄養学的、指標とは？

ちなみに大人の1.5agの血液検査データの読み方をお伝えしますね。

1.5agは数日間の血糖値の平均を見ていて、
14以下なら食後高血糖を疑い、
高い数値であれば高血糖を疑います。

血液検査で【血糖値】というと、
【血糖値（ＢＳ）】しか見ないことが多いと思いますが、
数日間の平均値も見て、総合的に判断するのが分子栄養学の視点でもあります。

血糖値が乱れているなら、
もちろん太りやすくなりますし、
血管に負担がかかるので、例えば動脈硬化などの原因にもなるとされています。
それに、糖尿病の原因にもなるとされています。

カラダをどのレベルから整えていくかが大切

私個人の意見ですが、
美容液でキレイに！とか、
エステだけで細く！とか、
食べないで痩せる！とかは、
やりたくないです。

美容液で隠そうとしたって隠しきれないし、
体重を減らすには食事は絶対大切だし、
食べないだけで痩せてもリバウンドが待っているからです。

って、
すんごいマニアックなことは重々承知でございます（笑）
なんでしょうね～いつの間にこんなにマニアックなエステティシャンになったのだろう・・・（笑）

でも、
本当に本当にお客様が「笑顔になる」ことを考えたら、
これも必要だったし、
本当のことをお伝え出来る知識と技術があるというのは、
お伝えしていて幸せな気持ちになるんです。

余談ですが、
学び始めの頃「それって雑誌に書いてあるようなことだよね」と言われたことがあります。

その時、「がびーん」（古い（笑））となったのですが、
今思うと、言ってくださって良かったなって思います。

たしかに、当時の自分の対応は、雑誌にあるような当たり障りのないものだったから。

このブログではマニアックなことも書いていきますが難しく考えず、気軽にご相談ください☆
かみ砕いて、必要なものだけを、お伝えしていきますから！！