
『本当に変わりたい』
『的確なアドバイスが欲しい』
静岡市でカラダを外面・内面のホリスティックアプローチする「本物志向の方のための」エステサロンNericeのNAHOKOです。
糖質制限について
過剰な脂肪を作らないため、
過剰な糖で腸内のカビ、カンジダを増やさないため、
過剰な糖で炎症(脂肪肝、AGEs)を起こさないため、
などなど、糖質をコントロールすることのメリットは皆さんもご存知ですよね。
でも、子どもには糖質制限食はオススメしません。
なぜ子どもに糖質制限食はオススメしないのか?
1)子どもは脂質代謝が苦手
カルニチンが作られにくいので炭水化物を実際、欲しますし、必要です。
15歳以降でようやく成人並みにカルニチン合成が整うと言われていますので、糖質コントロールしていくとかは15歳以降にしていただきたいなと考えています。
2)メインの糖質代謝経路から繋がる、細胞を増やす代謝経路(ペントースリン酸経路)が子どもは特に活発
このペントースリン酸経路では、栄養素のB1を利用していることが分かっています。
つまり、糖質がいるということです。(B1は糖代謝に利用)
ですので、子どもが糖を欲するのは、体が本能で求めているとも言えます。
成長が終わるまでは糖質制限は避けるのがベターではないでしょうか。
ただ、私たち親や大人が出来ることは、できるだけ精製糖質を避けてあげることです。
同じ糖質でも、全粒穀物を選ぶようにしたいですね。
子どもの糖質コントロールのデメリット
本能的に、体的に必要な糖質をカットしすぎると「エネルギー不足」になります。
無理に行うことで、低身長にもなりますし、エネルギー不足はキレやすくなったり、成長が止まります。
先ほど書いた通り、15歳、だいたい高校生くらいからなら制限しても耐えられそうかなとは思いますが、子どもにそこまで糖質コントロールは必要ないかなと思います。
(てんかんや糖尿病など、治療として必要な場合を除く)
とはいえ、大人でも糖質制限は「肝臓が強い人」「低血糖症状がない人」など体質によって出来る出来ないが結構ありますのでやる場合はちゃんと栄養カウンセラーに相談した上で実施するのがオススメです。
子どものエネルギー不足かどうかをチェックする方法
・子どもが歯ぎしりしていたらエネルギー不足かも。
・カリカリしたものなら食べる(鳥皮カリカリとか、お肉もカリッカリ)→鉄不足によるエネルギー不足
・口を開いた時にほっぺの内側に歯の後が横線でついている
(https://www.kubota-shikaiin.jp/dr%E6%99%83%E5%AD%90%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0-1/%E5%99%9B%E3%81%BF%E7%B7%A0%E3%82%81%E3%81%8C%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AE%E6%AD%AF%E3%81%AE%E7%97%9B%E3%81%BF/より引用)
余談
てんかんの治療食として糖質コントロールを用いる場合は子どもでもOK!と上記に書きましたが、実は、ケトン食(糖質コントロール)というのは「てんかん発作を抑えるために」作られたという経緯があります。
てんかんは、興奮性神経細胞のグルタミン酸過剰、抑制性神経細胞GABAの低下によって起こります。
ですので、興奮性神経細胞のグルタミン酸過剰なのを抑制させたい。
そこで抑制に働くのがケトン体です。
(脂肪燃焼によってケトン体は発生)
そのケトン体を効率的に発生させるのがケトン食、糖質コントロール食というわけですね。
糖は敵ではない、糖代謝をあげてあげることを考えるのも大切
糖質過剰な現代において糖コントロールは切っても切り離せない話題ですが、同時に、「辞める」ではなくて「上手に付き合う」のも大切ではないでしょうか?
糖質代謝に必要なB1が多い食品はこんな感じですよ♪
米ぬか、のり、ごま、豚肉、うなぎ、大豆、レバー、ハツなど
ちなみに、B1を不活化する成分というのもあります!
チアミナーゼと言って、お刺身、山菜、コーヒーや紅茶のカフェイン、コーヒーのクロロゲン酸、アルコールに含まれています。
上手に付き合っていく心地よい形を一緒に見つけていきましょうね。
また話しましょうね!
Bye for now!
Nerice ネリス
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