
『本当に変わりたい』
『的確なアドバイスが欲しい』
静岡市でカラダを外面・内面のホリスティックアプローチする「本物志向の方のための」エステサロンNericeのNAHOKOです。
今日は副腎疲労について話していきますね。副腎疲労になると、朝起きるのがつらくなったり、午後は集中力がもたなかったり、コーヒー依存症になったり・・・という症状が出てきます。
これらってどれも「根性なし」という言葉で片づけられてしまいそうなものばかり。
「私は甘えてるんだ・・・」と思って無理に頑張っている人が多いので、今日は「副腎疲労」というものがあるということを知っていただけたらなと思います。
副腎疲労チェックリスト
3つ~該当で隠れ「副腎疲労」疑惑。
□朝起きれない
□疲れがとれない
□夜寝られない
□立ち眩みがある
□うつっぽい
□甘いものが欲しくなる
□動機や冷や汗が出る時がある
□性欲ががくっと下がってきている
□月経不順
□PMSがある
□アレルギーがある
□集中力が低下している
□神経過敏がある
□肩こり、筋肉痛がある
□食いしばりがある
□朝起きると首、肩、腰がだるい、痛い、こっている
□コーヒーやチョコレートが手放せない
□甘いもの、塩辛いものを好む
□キレやすい
副腎疲労とは?
https://tamagawasmile.com/study/endocrine/より引用
副腎疲労とは、ストレスや炎症が長い間続いてしまうことによって副腎という臓器が疲れて、働けなくなってしまうことを指します。
副腎という臓器の働きですが、
副腎はホルモンを分泌する工場です。
特に有名なのは抗ストレスホルモンで天然のステロイドとも呼ばれているコルチゾール。
つまり、副腎疲労になることで、抗ストレスホルモン(コルチゾール)が出なくなるということですね。
コルチゾールの働き・副腎ホルモンの働き
コルチゾール:
免疫調整作用
血圧調整作用
抗アレルギー作用
抗炎症作用
血糖を上げる作用
副腎が疲弊することでコルチゾール以外にどのような影響があるのか:
コルチゾール自体は副腎から出ていますが、出すように指示を出しているのは脳の視床下部。ここのバランスが乱れることによって自律神経が乱れます。結果、感情の起伏、記憶障害、朝が起きれない、夜が眠れない・・・などの症状が出ます。
アルドステロンという体液調整、ミネラル補正のホルモンが十分に分泌されなくなります。
ナトリウム排泄が亢進し、塩っぱいものがやたらと欲しくなります。
コルチゾール過分泌は同じ原料のコレステロールを使用しているDHEAという性ホルモン前駆体が減少します。
コレステロールをDHEAに回せなくなるのです。
性欲が下がったり、更年期障害がひどく出たり、PMSが強くなったりもします。(コルチゾールスティール)
正確な診断、チェック方法
細胞内のコルチゾールの濃度を測る「唾液コルチゾール検査」もしくは「尿中コルチゾール検査」をしてチェックします。
コルチゾールの概日リズムを見てどのようにずれているか、などを確認することで副腎の元気度がチェックできます。
本来のリズムは、朝が分泌ピーク、夕方~夜にかけて低くなっていきます。
初期だと一日ストレスでコルチゾール濃度全体的基準値より高め
疲弊してくると出なくなってくるので基準値より低め
になってきます。初期から疲弊期にかけてバランスが崩れ、朝が低く夕方以降高く、等と逆転することもあります!
ただ、副腎疲労という概念が日本の医学では認められていないそうです。
海外では認められているのですが・・・。
ですので、自分は副腎疲労かも?と思うのであればネットでそういったことに精通されているお医者様を検索して行くと良いと思います。
※血液でもコルチゾールは測れますが、活性型の遊離したコルチゾールというものが分からないので、唾液で確認をしてくださいね^^
コルチゾールとダイエット
少し余談ですが、エステサロン的な感じでコルチゾールとダイエットについても少し触れますね(笑)
コルチゾールはストレスに対して反応し分泌されます。
そして、血糖、血圧、免疫、抗炎、抗アレルギー、に関わるホルモンでしたよね。
つまり、副腎疲労初期でバンバンコルチゾールが分泌されている時というのはコルチゾールの血糖上昇作用が働き異常に血糖をあげてしまうのです。
血糖が上がればインスリンが過分泌。
インスリンは脂肪細胞に糖を蓄えてくれます。
また、インスリン以外にも、エネルギー貯蔵を促すリポタンパクリパーゼが活性化するので、体は「貯蔵へと傾きどんどん太りやすくなります」!
ちなみにお薬のステロイドの副作用に、「腹部の脂肪」とありますが、天然ステロイドでもあるコルチゾールはお薬と同じ作用があるということですね。
次第に副腎疲労初期やから疲弊期に入っていくことで、コルチゾールを分泌するパワーもなくなりますからげっそりと痩せてしまう人もいます。
あとは少し違う視点ですが、コルチゾールは脳の視床下部から分泌指令が出ています。
分泌バランスが崩れてくると視床下部がアンバランスに。
視床下部は自律神経もコントロールしているので交感神経過剰となりやすくなり、メンタルにも大きく影響が出始めます。
メンタルのアンバランスは過食などに繋がりますよね。
では話を戻していきます^^
副腎疲労は色々な症状と複雑に絡み合っている
これら4つが非常に深く絡み合っています。
副腎疲労、低血糖、甲状腺機能低下症、カンジダ
相関関係にあります。
言葉で説明しづらいので、矢印を使って書いてイメージしたすいようにしてみました。
パターン1)
副腎が疲労→血糖維持が×
パターン2)
血糖維持が×→バランスを取ろうと血糖上げるコルチゾールの過分泌が起きて、結果的に副腎疲労
カンジダ菌がいることで→糖が菌に奪われて低血糖→副腎疲労
パターン3)
低血糖が起きていることで糖過剰摂取→カンジダ菌増殖
パターン4)
副腎疲労→血糖維持×→糖過剰→カンジダ増殖
パターン5)
副腎疲労が起きると脳の視床下部のバランスが崩れて、同じく視床下部から指令をもらっている甲状腺ホルモンのバランスも×
パターン6おまけ)
4つ以外にも視床下部は自律神経の調整もしているので自律神経も乱れます。
副腎をケアする方法?
副腎を刺激するものを控えて休ませることを意識し、できる限り血糖値コントロールをすることです。
そして、カンジダ菌がいるかもと感じる方、腸内環境が悪い方は、腸内ケアをしていきましょう。
副腎を刺激するものとは・・
カフェイン、単糖類(砂糖、果糖)、異性化糖(人工甘味料)、アルコール、精製炭水化物(白い米、小麦)コーヒーのカフェインは血糖を上げる作用があり副腎が刺激されてしまいます。
甘いもの、白い食べ物も血糖を急上昇させてしまうので、それによって血糖を下げるホルモンインスリンが分泌→下がりすぎないようにコルチゾールが分泌・・・と働らいてしまうので要注意^^
その他に、炎症を起こしやすいので油のリノール酸やトランス脂肪酸、食品添加物、グルテン、カゼイン、アレルギー食品があるなら食べないようにしてくださいね♪
次のポイント、血糖コントロールや、カンジダ・腸内環境については下記ブログを参考にどうぞ♪
その他に、サプリも一緒に摂るなら、VC、VE、VB5などがオススメです^^
フィッシュオイル(オメガ3)も副腎の分泌に関わる脳神経からの経路(HPA軸)を調整してくれるという研究結果があります。
★低血糖症の人に話したい「補食」のやり方と選び方
https://nerice-body.com/archives/5863
★低血糖を正しく理解して闘争と冬眠モードから脱する方法
https://nerice-body.com/archives/5793
★甘いもの好きは好みじゃない!?カンジダ症の可能性
https://nerice-body.com/archives/6230
★ガスっぽい、食べた後にお腹が張る、乳酸菌で改善しない!?SIBOかも!!
https://nerice-body.com/archives/6154
★腸内ケア方法(後日アップ予定)
また話しましょうね!
Bye for now!
Nerice ネリス
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